老人性イボの治療、全~治療3ヵ月後の経過写真
炭酸ガスレーザーでの治療前
シミの治療をご希望でいらっしゃった方ですが、よく見るとしみが若干もり上がっています。
このケースは、シミが老人性イボに変化している状態です。
シミだけであれば、塗り薬や黒色に吸収されるレーザーで治療可能ですが、イボになると、削るレーザー そう炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)を使用しないと改善しません。
また、こめかみに「脂腺腫」もありますので、こちらも併せて炭酸ガスレーザーで削ることにしました。
炭酸ガスレーザーでの治療直後
炭酸ガスレーザーで削った直後です。
うっすら、擦り傷のような深さで削っています。このぐらいの深さで削った場合は、傷跡になることはほとんどありません。
治療直後にテープを貼ったところ(1週間このテープ貼付が必要です)
擦り傷と同じような状態ですので、傷の処置が1週間ほど必要になります。
・傷は毎日せっけんで洗ってきれいにする
この2点が、キレイに治るためのポイントです。
・治療の翌日から、入浴時に茶色いテープを剥がして傷をせっけんや洗顔フォームなどでしっかり洗います(細菌は、消毒よりも洗い流す方が確実に除去できます)
・お風呂あがり、傷が乾かないうちに軟膏を塗ってテープを貼る。
・朝は、テープのまま洗顔OK
治療から1週間後
1週間しっかりと処置をすると、うっすらピンク色にキレイに皮膚が貼ります。
この状態になれば、テープや処置は不要です。
治療後3か月後
最初のうちは、赤みがやや目立ったかもしれませんが、2~3ヵ月ですっかり目立たなくなっています。
シミとイボの関係
シミは医学的に「老人性色素斑」と呼ばれます。
そして、その老人性色素斑は時間が経つと「老人性イボ」に変化していきます。
組織学的には、老人性イボは「表皮細胞」が厚くなっている状態です。皮膚科の教科書的にも、このように書いてあるのですが、実際に患者さんたちを診ていて全員のシミがイボになるわけではないと思っています。
やはり体質が関係している感じです。
もともと、老人性イボが出やすい人の場合、シミの部分が時間の経過とともに表皮が厚くなりイボに変化していきます。
逆に、イボができない体質の方は、いつまでたってもシミはシミのままです。
老人性イボ治療
治療例(40代女性)
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電話番号:050-8882-5880
東京院・大阪院で治療を受けたい
東京院・大阪院で老人性イボを治療する場合、こちらからご予約ください。
治療費用
東京院・大阪院の治療費
2㎜未満のイボ 3個で5500円
5㎜未満のイボ 5,500円/個
10㎜未満のイボ 11,000円/個
15㎜未満のイボ 16,500円/個
20㎜未満のイボ 22,000円/個
秋田院の治療費用
5㎜未満のイボ 5,500円/個
10㎜未満のイボ 11,000円/個
15㎜未満のイボ 16,500円/個
20㎜未満のイボ 22,000円/個